選抜大会2日目までを終えて

いよいよ開幕した選抜高校野球大会

ここまでを振り返ってみたいと思います。

 

初日の試合は、なんといっても履正社vs星稜。注目の奥川投手が履正社打線を見事に封じる投球。内容も圧巻の被安打3、奪三振は17を数えました。春先の公式戦初戦という難しい状況のなかで、見事に照準を合わせてくるあたりが今大会NO.1投手の実力。

高松商業も順調なスタートを切りました。神宮大会でも選手の能力の高さを感じましたが、一冬超えてさらに良くなったように感じます。前回出場した時のチームよりも総合力は高いと感じます。何よりも、このチームは大舞台でも全くプレッシャーを感じず、むしろ水を得た魚のようにそれぞれの持っている力を存分に発揮する印象があります。春日部共栄も強いチームだったと思うのですが、オフシーズンのごたごたがチームに悪影響を及ぼした感が拭えませんでした。夏に向けて、一からチームづくりを頑張ってほしいと思います。

二日目の昨日は、休日だったのでほぼ全イニングをテレビで観戦できました。注目の好投手及川投手がいる横浜高校に注目していましたが、明豊打線が完全に横浜を飲み込んでしまいました。明豊は、今大会大旋風を巻き起こしそうな勢いを予感させました。勝ち進むと星稜との対戦が控えますが、実現してほしいと思いました。

また、久しぶりに甲子園に帰ってきた習志野高校。初回、相手のミスに乗じて一挙7得点。吹奏楽部の美爆音の勢いにのってスタートダッシュに成功。日章学園も中盤以降本来のプレーを取り戻しましたが、時既に遅し。スタンドの応援の力というものを改めて感じた試合でした。

 

今日は、東北代表の盛岡大付属高校の登場です。好投手を擁する石岡一との試合になりますが、強力打線が持ち味の盛岡大付属ですから期待したいと思います。